海外展開について

ECサイトの成功

株式会社GioはGLRという自社サイトで商品の販売を行っている会社です。主な商品はプチプライスのレディースファッションや貴金属などのファッションアイテムとなっています。
ターゲットは10代後半から20代前半の女性で、1万円未満で全身揃うことを売りにしています。
株式会社Gioの大きな特色は自社サイトのGLRがカリスマファッションサイトと呼ばれていることです。株式会社Gioは実店舗での販売を行わず、GLRで商品の注文から発送までを請け負っています。
株式会社Gioのターゲットはスマートフォンユーザーが多数を占めています。スマートフォンで手軽にショッピングを楽しめるようにサイトに工夫を凝らしています。
その工夫とはユーザーのニーズに合わせた商品をスピーディーーに入荷すること、人気のファッションモデルを惜しみなく起用すること、ユーザーのイメージに合った画像をサイトにふんだんに掲載することなどです。
ECサイトの成功によって株式会社Gioはよく知られるようになったのでしょう。

無店舗型のメリット

このように実店舗なしでインターネット上のショッピングサイトをユーザーに利用してもらう業務形態にはいくつかのメリットがあります。
代表的なものはコストカットです。実店舗で営業するには土地や建物を借りるためのテナント料金が必要になります。売上からテナント料金を差し引くと赤字になるようなら撤退しなければなりません。
テナント料金が高いと商品にテナント料金を上乗せした価格で販売せざるを得ないケースもあるでしょう。そうするとプチプライスはなかなか実現できないのではないでしょうか。
株式会社Gioは店舗を持っていませんから、テナント料金などを除外した価格で商品を提供することができます。ファストファッションを好む女性にとってファッションアイテムの価格は買うか買わないかを決める大きな材料になります。
また、インターネットで商品を購入すると店舗へ赴く時間をカットできますし、何着購入しても自分で持ち帰る必要がないので楽です。
近くにアパレルファッションを扱っているお店がないという人にとってもECサイトはありがたい存在となっています。

海外への展開は?

株式会社Gioは大阪に本社を置く会社ですが、海外展開はあるのでしょうか?
現在ははっきりした表明はされていませんが、国内のユーザーはすでに150万人以上です。
これからより多くのリピーターを確保し自社サイトの会員数を増やしていけば、海外展開でのシナリオも自ずと見えてくるのではないでしょうか?
株式会社Gioのプチプライスで多くの芸能人やモデルにも愛されているおしゃれなレディースファッションは注目されています。
いずれは業務拡大の一環として海外展開についての発表もあるかもしれませんね。